Cancer Student Seminar 2018 ~医師を目指す君へ~
Cancer Student Seminar 2018 ~医師を目指す君へ~

日時:平成30年8月12日(日) 9:30~16:00
場所:栃木県立がんセンター講堂

 栃木県立がんセンターでは、平成30年8月12日(日)に「Cancer Student Seminar 2018」と題し栃木県内の高校生に向けたセミナーを開催しました。このセミナーは今回で4回目となり、例年多くの高校生に参加いただいています。今年は県内6校から1、2年生25名の参加がありました。
 「Cancer Student Seminar 2018」は午前と午後の2部で構成されており、午前の部は当センター医師による、がんについての学びの場となっています。現役の医師を講師に招き、がんという病気を知り、顕微鏡でがん細胞を見たり、がん手術の様子を映像で体験する等の内容となっており、学生の皆さんは大変興味深く聴講していました。また、当センターのレジデント医師と一緒にテーブルを囲みながら昼食をとり、将来の夢や医師という職業について楽しく語り合っていました。
 午後の部は「ブラック・ジャック セミナー」(共催:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)と題して手術体験セミナーが開催され、普段立ち入る事の出来ない手術室にて手術着に着替え、実際の手術で使われている医療器具を使った超音波切開や自動縫合器による縫合体験模擬手術等を体験しました。
 栃木県立がんセンターでは、将来、栃木県の地域医療を担う医師を志す学生に向け、年に1度このようなセミナーを開催しております。

 

~イントロダクション~「がんという病気について学ぶ」
 当センター名誉理事長の清水秀昭医師による「がんは身近な病気なのか?」「最近のトピックス」等について講義が行われました。
 がんの専門病院である栃木県立がんセンターの概要や、がん治療における三大療法である「外科療法(手術)」、「放射線療法」、「化学療法(抗がん剤)」について等、「がんを知る」をテーマに「がん」についての理解を深めていただきました。

 

 

~第1部~「がんの本態について」
 当センター病理診断科の平林かおる医師からは、「病理の仕事について」の講義が行われました。
 病変組織の観察により最終的診断を下すという病理医の重要な役割について講義され、その中で実際に顕微鏡を覗いてがん細胞を観察しながら、診断までの流れについて説明がなされ、「がんを見つける」をテーマにした病理医の仕事に触れていただきました。

 

 

~第2部~「がん治療について」
 当センター消化器外科の白川博文医師からは、がんの治療方法(三大療法)や集学的治療、チーム医療、外科処置の手順等についての講義が行われました。
 実際の手術の映像を交えた「がんを治す」をテーマとした講義に、高校生たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。

 

 

~午後の部~「ブラック・ジャック セミナー」
  当センターとジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の共催による外科手術の模擬体験が行われました。
 みんなで手術用のガウンに着替え、本物の外科医師になったつもりで体験していただきました。
 電気メスや超音波による切開・切離体験、自動縫合器・自動吻合器によるがん切除&再建体験、皮膚モデルを用いた手術縫合体験、トレーニングボックスを用いた腹腔鏡手術のトレーニング体験等を行いました。
 中にはとても器用に器具を操る高校生がいたりと、スタッフを驚かせていました。

 

 

参加者の感想
  • 手術の映像が大変興味深かった。体の組織はそれぞれかかわりあっているので、そこを考えながら手術をするのは大変だと思った。
  • 病理医さんの仕事や、顕微鏡で見るがん細胞、手術で使われている道具についてなど、日常では見ることのできないものをたくさん見たり体験したりできて、本当に貴重な体験をすることができました。進路を決める際に、参考にしたいと思います。
  • がんについてくわしく知ることができ、医者という職業に改めて興味を持つことができました。もっとがんについて知りたいと思いました。ブラック・ジャック セミナーも楽しく取り組めました。ありがとうございました!

「Cancer Student Seminar 2018」ポスター(PDF)

「ブラック・ジャック セミナー」 ポスター(PDF)

下野新聞2018年9月5日朝刊に本セミナーの記事が掲載されました。(PDF)

問い合わせ先
地方独立行政法人栃木県立がんセンター総務課(電話028-658-5794)

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