市民公開講座
第15回市民公開講座

日時:平成29年6月24日(土) 13:30~16:00
場所:栃木県立がんセンター講堂

がんに関する正しい知識の普及と啓発を目的とした市民公開講座ですが、毎年開催しており今年で15回目を迎えました。毎年多くの方にご参加いただき好評いただいておりますが、今年度はがんリハビリに特化した内容の講演を3人の講師が行いました。講演前のマロニエウインドオーケストラによるミニコンサートでは、NHK朝ドラ名曲集やポップスなど誰にでも馴染みのある曲が演奏され、参加された方々は楽しいひとときを過ごされていました。

 

 

「がんとリハビリテーション」
統括診療部長の藤田医師からは、がん治療におけるリハビリの必要性やがんの治療時期によって実施するリハビリの種類や内容が異なることなどについて説明がありました。

 

 

 

 

「当センターにおけるリハビリテーションの実際」
リハビリテーション技術科長の伊藤作業療法士からは、消化器系のがんを手術で切除する場合に実施するリハビリや、骨転移で運動制限がある場合のリハビリといったケースごとのリハビリの内容などについて、身振り手振りを交えながらの説明がありました。

 

 

 

 

「リンパのむくみは治せるの?」
がんリハビリテーションセンターの奥田看護師兼リンパ浮腫療法士からは、リンパ浮腫の原因や症状のほか、リンパ誘導マッサージや圧迫療法に関する動画を観ながら治療の効果などについての説明がありました。

 

 

 

市民公開講座参加者インタビュー
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市民公開講座に参加くださった福田様(左)と浅香様(右)

Q:参加動機について教えてください。
A:身内ががんで亡くなっていることもあり、がんには関心があります。がんに関する知識を深めるため、市民公開講座だけでなく、がんセンター公開デー「オープンキャンパス」にも参加しています。
Q:講演内容については、いかがでしたか。
A:がんによって体力が落ちたり、治療により合併症が起きたりしたときに、身体機能を元に戻すためにリハビリが必要であり、リハビリの内容も患者さんの症状や状態によって違うことがよく分かりました。“リンパ”が体内の至るところにあるという説明には大変驚きました。女性ということもあり、次回の市民公開講座では乳がんについて取り上げてもらいたいです。

 

市民公開講座に参加してくださった方を対象にアンケートを実施した結果、9割近くの方から“大変良かった”・“良かった”という評価をいただきました。自由意見・感想欄に記載いただいたご感想を一部掲載いたします(原文のまま掲載)。

  • 病気の種類によってのリハビリテーションがよく理解できました。栄養と運動がいかに大切か痛感しました。リンパについてよく分かりましたが、少し恐ろしくなりました。とにかく早期発見の大切さ、検診の大切さを痛感しております。
  • 伊藤さんのお話大変参考になりました。手術前のリハビリがどんなに大切か、手術後のリハビリ何のために、やらなければどうなるか、患者に理解させること大切です。
  • 県民(市民)と病院とをつなぐ良好なコミュニケーションづくりには最高の“催し”となる公開講座です。今後とも、いつまでも継続してください!!
  • がんセンターがこんなに積極的にリハビリに取り組んでいることを知ることができた。大変よかった。
  • 現在抗がん剤治療3クール終了。乳腺外科外来に通っています。知識不足を痛感しました。しっかり今日の資料を参考に完治めざして頑張ります。

市民公開講座に関する問い合わせ先
がん相談支援センター(電話028-658-6484)


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