認定看護師紹介

認定看護師とは

日本看護協会認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することが認められた者をいいます。
認定看護師は特定の看護分野において、以下の3つの役割を果たします。

  1. 個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。(実践)
  2. 看護実践を通して看護職に対し指導を行う。(指導)
  3. 看護職に対しコンサルテーションを行う。(相談)
(日本看護協会ホームページより)

現在当センターには、7分野13名の認定看護師がおります。

相談をご希望の際は、病棟や外来の看護師あるいは担当医師に声をかけてください。
認定看護師による専門相談(無料ですが予約が必要です)は、相談支援センターで受け付けています。


がん化学療法看護認定看護師

がん化学療法看護認定看護師の役割

  1. がん化学療法を受ける患者さんが、がん化学療法を安全に受けることができるように治療による副作用症状のマネジメントを行う。
  2. 患者さんがセルフケアを実践できるよう援助する。
  3. 患者さんとご家族を含めた心理的支援を行う。
  4. 医療スタッフに対し、がん化学療法に関する指導やコンサルテーションなどを行う。

主な活動内容

  • 意思決定の支援や化学療法が安全で確実に投与されるように根拠に基づいた最新の情報を提供しています。
  • 多種多様な副作用に対して、苦痛最小限で治療継続できるようサポートしています。
  • 複合的な問題を抱えている患者さんに対しては、他職種と連携しチームとなって支援しています。
  • 化学療法に関する院内外の勉強会を実施しています。

がん性疼痛看護認定看護師

がん性疼痛看護認定看護師の役割

  1. がん性疼痛を有する患者さんに対して、痛みの緩和のための適切な看護ケアを提供します。
  2. がん性疼痛に関する患者さん・ご家族、医療スタッフからの相談に対し、痛みの緩和の方法を提案するなど、コンサルテーションを行います。
  3. がん性疼痛に関する患者さん・ご家族、医療スタッフに対し、痛みの緩和の方法を指導します。

主な活動内容

  • がん性疼痛を緩和する方法の提案
  • 鎮痛剤使用開始に伴う注意
  • 鎮痛剤変更、使用方法の変更
  • 鎮痛剤増量・減量などの相談
  • 鎮痛剤の副作用に対する対策
  • 服薬指導
  • 鎮痛薬以外の看護ケアの提供

患者さんやご家族、担当の医師や看護師、他の医療スタッフと相談しながら共に考えます。


乳がん看護認定看護師

乳がん看護認定看護師の役割

  1. 乳がん看護認定看護師は治療を受ける患者さんやご家族への支援を行います。
  2. 乳がん治療は、手術や放射線治療の局所治療のほか、化学療法やホルモン療法など全身の治療に及ぶこともあり、長期間の療養が必要な場合があります。がんと告知された後も、がんの治療中であっても自分らしく毎日を過ごしていけるように、患者さんやご家族と一緒に考えます。

主な活動内容

  • 治療方針や療養生活の中で迷いが生じたときの意思決定への支援
  • 乳がんに関する最新の知識を持ち、意思決定上(治療法の選択、妊娠・出産について、お子さんとの関わりなど)必要な情報を提供し、納得した選択ができるように支援します。
    治療に対する迷い、疑問などの相談を伺い一緒に考えます。

  • 治療によってボディイメージ(外見)が変わってしまったことへの支援
  • 手術後の外見を整える補正パットや人工乳房などの紹介や選択方法のアドバイス、乳房再建法の説明を行います。
    治療によって起きた脱毛に対する対処方法や皮膚・爪症状への対処方法を説明します。
    ボディイメージ(外見)が変わったことで、夫婦・家族の問題が生じたときには解決に向け一緒に考えます。

  • リンパ浮腫のケア
  • リンパ浮腫発症を予防するための日常生活の過ごし方や症状出現時の対処方法について説明します。
    リンパ浮腫に対する不安や疑問などの相談を伺い、治療の必要がある場合には医師、セラピストと連携し対応します。

  • チーム医療の提供
  • 医師、薬剤師、臨床心理士、保健師、放射線技師、看護師など多職種の専門家と連携して、乳がんと共に生きていくことを支えていきます。


皮膚・排泄ケア認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師の役割

創傷(褥瘡)、ストーマケア(人工肛門・人工膀胱など)、失禁(排尿障害)などに関わる看護を行う看護師です。

主な活動内容

  • ストーマ・創傷(褥瘡)・失禁(排泄障害)をもつ患者さんとその家族へ対しての、看護ケアの実践・指導・相談
  • ストーマ外来の実施
  • ストーマ(消化器・泌尿器)の患者さんに対して、術前(入院前)から「ストーマオリエンテーション」を実施。術後のストーマケア指導から、退院後も継続してストーマケアに関するサポート。

  • 褥瘡対策委員会として、院内の褥瘡予防・治療ケア、褥瘡回診、褥瘡予防のためのリンクナースの育成やスタッフ教育。
  • 皮膚・排泄ケア分野における院内でのコンサルテーション。
  • 院外での皮膚・排泄ケア分野における研修会などの教育活動。
  • ストーマ外来
  • 火曜日・水曜日(9:00~17:00)予約制
    がんセンターで治療中の患者さんが対象となります。


緩和ケア認定看護師

緩和ケア認定看護師の役割

  1. がんと診断されたときから、患者さんやご家族の抱えるさまざまな苦痛を和らげます。
  2. 全てのがん患者さんとご家族を対象とし、QOL(生活の質)の維持・向上とその人らしく生活するために必要な看護を実践します。
  3. 緩和ケアにかかわる相談に対して、患者さんやご家族の価値観を理解し自己決定を尊重した看護を実践します。
  4. より質の高い医療を提供するために他職種と共働し、チームの一員として役割を果たします。
  5. 医療スタッフに対して、緩和ケアの実践に関する指導と相談を行います。

主な活動内容

  • 痛み、だるさ、息苦しさ、吐き気など身体のつらさの対応
  • 眠れない、不安、気分が落ち込む、子供への説明、家族のストレスなど心のつらさの相談
  • 医療費、仕事、家事、家族の悩みなど生活に関わる心配事についての相談
  • これからの生き方、病気と向き合えない、目標が持てないなど生きる意味のつらさについての相談
  • 医師の説明がよく分からない、治療に迷う、自宅から遠方で通院が心配、緩和ケアとは何か、緩和ケア病棟はどんなところか、緩和ケア病棟の申込み方法、緩和ケア病棟を見学したいなど療養に関わる相談

緩和ケアの御案内


感染管理認定看護師

感染管理認定看護師の役割

  1. 患者さん、ご家族や面会者の方、そして医療スタッフ、病院を訪れるすべての方々を感染症から守ることです。そのために、感染症発生原因に注意を向け、各職種と協力や調整をし、感染対策推進の役割を担い、病院感染対策を行っています。
  2. 医療スタッフに感染管理に関する指導・相談を行います。

主な活動内容

  • 感染管理に関する職員教育
  • 院内サーベイランス(院内感染の監視や調査)
  • 院内ラウンドの実施と評価
  • 院内感染対策マニュアルの作成
  • 感染防止技術の実践と評価
  • 最新の知識や情報の提供
  • 感染対策に関する相談
  • 職業感染対策(職員の健康管理)
  • 地域の医療施設、医療・介護従事者に対し、対象のニーズに対応した教育活動

手術看護認定看護師

手術看護認定看護師の役割

  1. 手術侵襲を最小限にし、皮膚トラブルや神経症状の出現などを予防するための安全管理(体温・体位管理、手術機材・機器の適切な管理・倫理的配慮など)を最新知識や技術で提供
  2. 周手術期(術前・中・後)における継続看護を実践

主な活動内容

  • 手術や麻酔を受けることへの不安など精神的ケア
  • 手術の術式や麻酔に関するケア
  • ハイリスク手術に関するコンサルテーション
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