緩和ケア

緩和ケアのご案内

緩和ケアは、患者さんの症状を和らげ、自分らしい生活を送っていただくための医療です。
治療が難しくなった段階で初めて考えるものではなく、がんの進行具合に関わらず治療中から並行して考えていくことで、その人らしく過ごせることを大切にします。

緩和ケアセンターパンフレット表紙(PDF)


緩和ケアセンター

当センターは、平成28年1月に緩和ケアセンターを開設しました。
緩和ケアセンターは、がんの患者さんやご家族の抱えるさまざまな苦痛を和らげることを目指し、緩和ケアに関する3つの医療(緩和ケア外来、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟)を行っています。
緩和ケアを考えるのに、早すぎるということはありません。
 がんに伴う身体のつらさだけでなく、気持ちのつらさや生活上で困っていることなど、ひとりで抱えずにご相談ください。
 緩和ケアといっても、その形は様々です。緩和ケアセンターでは、治療の各段階に合わせて、最適な緩和ケアの形を提案していきます。


緩和ケア外来

当センターは、緩和ケア外来を平成12年に開設しました。
緩和ケア外来では、がんの治療時期の早い遅いにかかわらず、患者さんが身体の不快な症状や気持ちのつらさを感じた時から、専門の医師や看護師が主治医と協力して苦しさを和らげられるように治療や相談を行っています。

外来日


14:00~16:00


14:00~16:00


14:00~16:00


14:00~16:00

はじめて緩和ケア外来を受診される際には、緩和ケアセンターの看護師(緩和ケア認定看護師など)が同席します。(ただし、業務の都合により同席できない場合もあります。)
ご希望に応じて、認定看護師による継続的なご相談もお受けできます。
また、お困りの内容によっては、薬剤師や医療ソーシャルワーカー、臨床心理士等、他の相談窓口をご紹介することもできます。


緩和ケアチーム

当センターは、平成17年4月に緩和ケアチームを設置しました。
緩和ケアチームは、当センターに入院している方なら、治療の初期段階からどなたでもご利用いただけます。
 現在の主治医や担当看護師、過ごす場所はかわりません。専門のスタッフが協力して、病気のこと、生活のこと、大切にしていることを多職種で共に考えます。

緩和ケアチームパンフレット(PDF)

□ 緩和ケアチーム新規依頼件数の年度推移


緩和ケア病棟

当センターは、平成12年11月に緩和ケア病棟を開棟しました。
緩和ケア病棟は、がんに伴う身体や心のつらさなどの症状を出来る限り和らげることを目指す病棟です。通院では症状を和らげることが難しく、入院が必要とされた患者さんが対象です。

□ 緩和ケア病棟入棟までの手続き
まずは、主治医から渡される入棟申込書をご準備いただき、緩和ケア外来受診日に緩和ケア科担当医師にご提出ください。緩和ケアに対する認識などを確認させていただいた上、院内の緩和ケア病棟入棟判定を経て、緩和ケア病棟登録となります。

□ 緩和ケア病棟の特徴
・24時間面会対応可能です。(ペットの面会はご遠慮ください。)
・ファミリーキッチンや家族風呂など、家庭に近い環境で過ごしていただけるような設備を整えています。

□ 費用

医療費

入院日~30日以内の期間

31日以上60日以内の期間

61日以上の期間

1日につき

49,260円

44,000円

33,000円

3割負担 1日

14,780円

13,200円

9,900円

1割負担 1日

4,930円

4,400円

3,300円

上記の金額には、食事代や有料個室代は含まれません。

・緩和ケア病棟の入院費用は医療保険が適応されます。医療費が一定の金額を超える場合は「高額療養費制度」などにより医療費の自己負担額の軽減が図れます。加入している公的医療保険にお問い合わせいただいて手続きが必要になります。
・病棟は個室16室、4人室2室です。部屋の設備等に応じて個室料金が設定されています。
・治療内容にかかわらず定額制(1日の医療費が一定額に決められている)となっています。


緩和ケア研修会について

当センターでは、平成20年度から緩和ケア研修会を行っています。

がん対策基本法に基づく国の「がん対策推進基本計画」において、「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩和ケアについての基本的な知識を習得すること」が目標に掲げられ、各がん診療連携拠点病院で標準プログラムに基づき緩和ケア研修会が開催されています。

□ 当院職員の履修状況
当センター職員のうち、研修会を終了したがん診療に携わる医師は以下のとおりです。
(*)のついている医師は、指導者研修を修了しています。
 * 指導者研修…緩和ケア研修会を企画運営する指導者を養成するための研修会で、修了者は緩和ケア研修会修了者と同等もしくはそれ以上のものとの位置づけになります。

修了者名簿

□ 研修会の日程
平成29年度の緩和ケア研修会は、
・研修区分A:平成29年8月20日(日)
・研修区分B:平成29年8月27日(日)
の日程で行います。

研修会の申し込みや県内各がん診療連携拠点病院での研修会の日程については、栃木県ホームページをご参照ください。

県ホームページ


宇都宮医療圏緩和ケア地域連携カンファレンス(医療者向け)

□ 目的
宇都宮医療圏においては、各関係機関が緩和ケアを必要とする患者・家族が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう地域医療連携を図りながら取り組んでおります。しかしながら、地域の皆様の緩和ケアを支援する中で複雑・多様な課題が存在することから、施設や職種の枠を超えて多施設・多職種の更なる連携の強化が求められています。これらの課題を横断的に捉え、関係者が課題や情報の共有に加え、より多角的な視点で連携できる地域医療連携を構築し支援する体制を強化することを目的として始めました。

□ 開催方法
宇都宮医療圏には都道府県がん診療連携拠点病院である地方独立行政法人栃木県立がんセンターと地域がん診療連携拠点病院である栃木県済生会宇都宮病院があります。このカンファレンスは宇都宮医療圏全体の緩和ケアを充実させるため両病院の共催で行っています。

□ 平成29年度のスケジュール

開催月
テーマ・内容
担当・会場
4月

休会

5月26日

緩和ケア講演会(国立長寿医療研究センター 西川満則 先生)
「地域におけるアドバンス・ケア・プランニングのすすめ
~多職種で繋ぐその人の思い~」

県立がんセンター
6月

(未定)

済生会宇都宮病院
7月

(未定)

県立がんセンター
8月
休会
9月

(未定)

済生会宇都宮病院
10月

(未定)

県立がんセンター
11月
(未定)
済生会宇都宮病院
12月
(未定)
県立がんセンター
1月
休会
2月
(未定)
済生会宇都宮病院
3月

(未定)

県立がんセンター

□ 平成28年度の実施内容

開催月
テーマ・内容
担当・会場
2月18日

プレ・症例検討会

県立がんセンター
4月

休会

5月12日

緩和ケア講演会(日本社会事業大学大学院 鶴岡浩樹教授)
「地域包括ケアにおける多職種連携教育」

県立がんセンター
6月29日

症例検討会「在宅診療所からの紹介で緩和ケア病棟に入院、
疼痛コントロールののち退院し在宅で看取られたケース」

済生会宇都宮病院
7月28日

症例検討会「“家に帰りたい”本人の希望を聞いて家族が自宅退院を決心し、
自宅でお看取りしたケース」

県立がんセンター
8月
休会
9月29日

緩和ケア講演会(生きいき診療所ゆうき 荒井康之院長)
「療養場所の初期希望と最終結果~在宅医療は期待に応えられたか~」

済生会宇都宮病院
10月20日

勉強会(ハーモニー薬局 大橋眞次さん)
「薬局機能と多職種連携」

県立がんセンター
11月21日
済生会宇都宮病院
12月8日
県立がんセンター
1月
休会
2月28日
済生会宇都宮病院
3月23日

平成29年度に向けた意見交換会

県立がんセンター

緩和ケアに関するご相談について

緩和ケアに関してのご相談は、まずはがん相談支援センターにご相談ください。
ご相談の内容によって、緩和ケアセンターの看護師におつなぎします。
相談時間は、月~金曜日の 8:30~17:15 です。☎ 028-658-6484 (直通)

  
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