オプション血液検査

コースに追加して受けられる検査です。

腫瘍マーカー

腫瘍マーカーは、がんの進行とともに増加する生体内の因子で、主に血液中に遊離している因子を抗体を用いて検出します。しかし、多くの腫瘍マーカーは健康な人の血液中にも存在しています。

検査項目 この検査でわかること
CEA 甲状腺・肺・胃・大腸・子宮、その他の多くの臓器のがんや肺炎や肝硬変、膵炎、結核、糖尿、腎不全、喫煙などで上昇することがあります。
CA19-9 肺・胃・肝臓・胆のう・膵臓・大腸・卵巣など多くの臓器のがんや膵炎や肝炎などで上昇することがあります。
AFP 肝細胞がんや肝炎や肝硬変などで上昇することがあります。
SCC 肺・食道・子宮などのがんや気管支などの上気道疾患などで上昇することがあります。
PSA 前立腺がんや前立腺の炎症や前立腺の肥大で上昇することがあります。
※男性が対象となります。
CA125 卵巣・子宮などのがんや子宮内膜症や良性の卵巣腫瘍などで上昇することがあります。
※女性が対象となります。
CA15-3 乳がんや卵巣がんや良性の乳腺疾患などで上昇することがあります。
※女性が対象となります。

※腫瘍マーカーは、現在がんに罹っているかどうかを血液だけで診断できる検査ではありません。

  腫瘍マーカー検査を受ける方は、検診コースに併せて受診してください。

一般A(末梢血、肝・腎機能など)

一般Aで行う血液検査は次のとおりです。

検査項目 この検査で分かること
WBC
(白血球数)
白血球は細菌などを貪食し、殺菌する働きや免疫情報を伝達する働きなどしています。血液疾患や炎症性疾患の診断・経過観察などに用いられます。
RBC
(赤血球数)
赤血球は骨髄でつくられ、体の細胞に酸素を運ぶ働きをしています。多血症などで増加し、貧血などで減少します。
Hb
(ヘモグロビン)
血液の赤い色は赤血球に含まれるヘモグロビンによるもので、赤血球の働きの中心的役割をしています。貧血の有無などを調べる検査です。
Ht
(ヘマトクリット値)
ヘマトクリットは、一定量の血液中に含まれる赤血球の割合を調べる検査です。
Plt
(血小板数)
血小板は出血した時に、血栓を作り出血を止める重要な働きをします。出血傾向の有無や血液疾患の診断・経過観察などに用いられます。
ALB
(アルブミン)
肝臓で合成される水溶性の蛋白質です。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下します。
T-BIL
(総ビリルビン)
ビリルビンは赤血球中のヘモグロビンが分解してできる黄色い色素です。肝臓の機能や黄疸の有無などを調べる検査です。 
ALP
(アルカリフォスファターゼ)
肝・骨・胎盤・小腸の働きに関係がある酵素で肝・胆道疾患や骨の病気などで上昇します。
ALT
(GPT)
「トランスアミナーゼ」とも呼ばれています。ALTは肝・腎・心筋など多くの臓器組織細胞中に含まれています。これらの臓器が障害された際、血液中に出てくるため高値になります。ALTはASTに比べて肝(障害)に特異性が高いといわれています。
LDH
(乳酸脱水素酵素)
あらゆる組織、とくに、心臓の心筋・肝臓・腎臓・骨格筋・血球に多く含まれています。それらの組織に障害がないかを調べる検査です。
γ-GTP
(γ-グルタミルトランスフェラーゼ)
肝臓・胆道系の機能を調べる検査です。肝障害、飲酒によっても上昇します。
UN
(尿素窒素)
腎臓の機能を調べる検査です。腎不全・火傷や大量のたんぱく質を摂取した場合に上昇します。
CRE
(クレアチニン)
腎臓の機能を調べる検査です。腎臓の機能が低下すると血液中に増えてきます。食事などの影響をうけないため腎機能のすぐれた指標になります。

一般B(末梢血、肝・腎機能、糖など)

一般Bで行う血液検査は、一般Aの検査に次の検査が加わります。

検査項目 この検査で分かること
AMY
(アミラーゼ)
膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素です。慢性・急性膵炎や耳下腺炎で上昇します。
AST
(GOT)
「トランスアミナーゼ」とも呼ばれています。ASTは肝・骨格筋・心筋・腎・赤血球など、多くの臓器組織細胞中に含まれています。これらの臓器が障害された際、血液中に出てくるため高値になります。
ASTは骨格筋にも多く含まれているので筋肉運動でも高値になります。
CHE
(コリンエステラーゼ)
肝臓で合成される酵素で、主に肝臓が障害を受けると低値になります。
BS
(血糖)
血糖とは血液中のブドウ糖のことです。糖尿病発見の手がかりになる検査です。食事によって変動(食後は上昇)するため通常は空腹時に採血します。
HbA1C(NGSP)
(グリコヘモグロビンA1)
糖尿病がどの程度コントロールできているかを調べる検査です。
過去1~3ヶ月の血糖の状態をみることができます。食事の影響は受けません。

一般C(末梢血、肝・腎機能、糖、脂質など)

一般Cで行う血液検査は、一般Bの検査に次の検査が加わります。

検査項目 この検査で分かること
TC
(総コレステロール)
主に肝臓で作られるため、肝臓での合成・分泌の状態、腸管での吸収や栄養状態のひとつの目安となります。動脈硬化性疾患や糖尿病などで高値になることがあります。
HDL-C
(HDLコレステロール)
「善玉コレステロール」とも呼ばれ、低値は動脈硬化性疾患の危険因子とされています。
LDL-C
(LDLコレステロール定量)
「悪玉コレステロール」とも呼ばれ、高値は動脈硬化性疾患の危険因子とされています。
TG
(中性脂肪)
動脈硬化性疾患の危険因子といわれています。過食、飲みすぎ、運動不足などは高値の原因になる場合があります。
UA
(尿酸)
魚介・肉・豆類などたんぱく質の豊富な食物にはプリン体が多く含まれています。このプリン体の最終産物(老廃物)が尿酸です。尿酸が増えすぎると痛風の原因になります。
Ca
(カルシウム)
骨代謝やホルモンの分泌や生成に関与しています。副甲状腺や骨疾患・腎不全などで異常値をしめします。
Fe
(血清鉄)
貧血の病態把握を行うための検査です。鉄は赤血球のヘモグロビンのもとになる成分です。
CRP
(C反応性蛋白)
炎症やからだの組織が壊れた場合に増える蛋白質で、回復とともに減少するので炎症症状の目安となる検査です。

 

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