外来検査室

外来検査室では、

  1. 患者さんからの、採血、尿の採取、喀痰や便の受付
  2. 尿素呼気試験などを行っています。

当センターでは主な検査は採血後すぐに測定を行う「診察前検査」を行っていますので、医師は当日の検査結果を見ながら診察することができます。
「診察前検査」は、迅速な診断による効率的な治療の開始、疾患の重症化の回避、当日中の結果報告による受診回数の低減など、患者さんにメリットをもたらす診療体制です。
主な検査の結果報告時間は、60分~90分です。

不明な点は主治医や外来検査受付にお尋ねください。


採血について

診断の基となる重要な情報を得るための手法の一つとして、採血が行われます。通常は、静脈から採血する静脈採血が行われます。
採血した血液からは、多くの情報(貧血、血液型、肝機能、腎機能、感染症の有無、各種腫瘍マーカー、悪性腫瘍遺伝子情報、その他の検査データ)を得ることができます。
適正な採血や正しい測定条件によって得られた検査結果は、正確な診断や効果的な治療につながります。

外来採血の受付方法

採血を実施する患者さんは外来検査室前の採血・採尿受付機に診察券を入れてください。
採血整理券(ピンク用紙)や尿コップが発行されますので、お持ちになり、採血整理券の採血番号が呼ばれるまで、お待ちください。

 

診療前検査について

当センターでは主な検査は採血後すぐに測定を行う「診察前検査」を行っていますので、医師は当日の検査結果を見ながら診察することができます。
「診察前検査」は、迅速な診断による効率的な治療の開始、疾患の重症化の回避、当日中の結果報告による受診回数の低減など、患者さんにメリットをもたらす診療体制です。
主な検査の結果報告時間は、60分~90分です。

採血に関する注意事項

下記に示した項目の注意事項をお守りくださるよう、ご協力をお願いいたします。
採血は、原則的に空腹状態で行います。ただし、食事に影響される検査項目が含まれていない場合もありますし、病状によっては食事をとらなければならないこともあります。 食事をどうすればよいかは、主治医からお聞きください。

食事を取らないように指示がある場合
  • 採血前日の午後10時過ぎ頃から、食物はとらないでください。
  • 水(水道水、白湯、ミネラルウォーター)はとってもかまいません。
    ただし、以下のものは水とはみなされません。注意してください。
    × 緑茶・紅茶などのお茶類、コーヒー
    × ジュース、コーラ、牛乳
    × アルコール
    (アルコールはお酒に強い・弱いに関係なく、血中の中性脂肪を上昇させます。)
  • 発熱し大量の発汗がある場合には、水道水やミネラルウォーターで積極的に水分摂取をしてください。
  • ご年輩の患者さんは、朝食をとらない分、水分摂取(水道水、ミネラルウォーター)を行ってください。
糖尿病の患者さんは、病気の進行度や治療方法によっては、食事をとらなければならないこともありますので、主治医の指示を受けてください。
検査前に服用するお薬については、主治医の指示を受けてください。
採血日の服装は腕が出せるように、きつい袖の服の着用は避けてください。
皮膚がアルコールに過敏の方は採血時にその旨申し出ください。

採血後の注意事項

採血後、5分ほど採血部位を圧迫してください。揉んではいけません。
採血当日に入浴してもかまいませんが、採血部位を強く洗わないでください。
採血後に痛みがある場合は、診察時に主治医に相談されるか、または、外来検査室のスタッフにその旨おっしゃってください。

不明な点は主治医や外来検査受付にお尋ねください。

豆知識

食事の影響

血糖値:
食後30分位から上昇しはじめます。食後の血糖値が空腹時血糖値と判断される恐れがありますので、もし採血前に食事を摂られている場合はお申し出下さい。

中性脂肪:
脂質検査のひとつですが前夜の食事、前々日の食事で、多量の脂肪分を摂取することにより、一過性に上昇することがあり、判断に迷うことがあります。総コレステロール、HDLコレステロールは直前の食事の影響は受けません。

尿素窒素:
腎機能を判断するうえで重要な検査ですが、高たんぱくの食事を摂取しつづけることにより上昇の場合があります。

尿酸値:
尿素窒素と同じく高たんぱく、とりわけ肉類を多量に摂取することにより一過性に上昇することがあります。

過激な運動による影響

過激な運動で上昇する酵素:CPK(クレアチニンナーゼ)
筋組織に多量に存在し、スキーなどで随意筋とよばれる大きな骨格筋を激しく使う事により通常の10倍以上まで上昇することがあります。


尿検査について 

尿を調べることで腎機能や、尿路感染、異常細胞の有無などが分かります。
尿を採るときにはできるだけ中間尿(※)の採取をお願いしています。
※中間尿とは:最初の尿は採取せず、排尿を止めずに途中の尿を採尿容器に採取します。

採尿する量は、尿カップの50の目盛りくらい入れてください。少なくとも20の目盛りくらいまで取ってください。生理中の場合は、その旨を主治医におっしゃってください。


喀痰について

喀痰を用いて細菌感染症の検査、細胞診検査を行います。

  • 咳払いして喀痰を出しますが、黄色や緑色の粘りけのある固まりが喀痰です。
    さらさらとした無色や白色の液体は唾液です。唾液だけでは検査材料には不適当ですので、できるだけ喀痰を含めて採痰してください。
  • 喀痰は、採痰容器に直接出してください。ちり紙などに取ってから採痰容器に入れることはしないでください。
  • 起床後日常生活を開始したときに喀痰は多く出ます。これは、寝ている間に気道にたまった喀痰が排出されるためです。
  • 喀痰があまり出ない方は、できるだけ起床直後に採痰するようにしてください。
  • 細菌検査の場合は、喀痰は採痰容器に入れ冷蔵庫(4℃)で保存してください。
  • 冷蔵庫で保存しても1日が限度です。喀痰を採取したその日か、次の日には中央処置室受付に提出してください。
  • 細胞診検査の場合の蓄痰は、数日分の痰を専用容器に採取し、中央処置室受付に提出してください。

便(潜血)検査について

糞便検査(便潜血)は、胃・十二指腸・大腸から出血しているかどうか、肉眼では見えないような微量の血液を検出する検査です。

  • 採取量にご注意ください。
  • 生理日に採便するのは避けてください。
  • 痔疾のある患者さんは、主治医にその旨おっしゃってください。
  • 採取が済みましたら、採取したその日か、次の日には中央処置室受付に提出してください。

尿素呼気試験について

尿素呼気試験は胃の中のピロリ菌感染を診断する検査です。
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は胃の中に生息している細菌です。
ヒトからヒトへ感染し、消化性潰瘍や腫瘍の発生の原因のひとつと考えられています。

この菌は胃の粘膜の表面にくっついたり、粘膜の細胞の間に入り込んだりして、生息、増殖しています。 胃はその細胞表面を、粘膜と粘液でおおわれ、胃酸によって胃自体が消化されないようになっていますが、ピロリ菌はこの粘液の中に生息していて胃の中にある 尿素からアンモニアを作りだし、自分の身の周りの酸を和らげて生きています。 その結果、粘膜を傷害し、空洞化させてしまいます。そのため胃や十二指腸の粘膜が、胃酸の攻撃を受けやすくなり、胃炎や消化性潰瘍を発症します。この胃炎 の一部から胃がんなどが発生する場合もあります。 また、消化性潰瘍はいったん治っても何度も再発を繰り返すことがありますが、ピロリ菌の除菌によって、治癒する症例も多くあります。

尿素呼気試験法は 診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断します。 最も精度の高い検査法です。 また、簡単に行える方法なので、除菌前と除菌療法後4週以降の除菌判定検査に推奨されています。

※ 注意事項:検査開始4時間前までに、食事を済ませてください。

ページトップへ