がん予防・遺伝カウンセリング外来

遺伝性腫瘍のカウンセリングと遺伝子診断

がん予防・遺伝カウンセリング外来について

がんは最も一般的な病気で、日本人の3人に1人はがんで亡くなっています。
しかし、最近では医学の進歩により早期に発見し、適切な治療を受ければ、完治することができるようになりました。 がん予防・遺伝カウンセリング外来はがんになりやすい体質に関する相談と遺伝子診断を行う外来です。 あなたやあなたの両親、兄弟ががんにかかっていて、遺伝性のがんが心配なときはがん予防・遺伝カウンセリング外来を受診されてみてはいかがでしょう。


遺伝するがんの特徴

遺伝するがんには次のような特徴があります。

1. 若いのにがんになる

一般にがんは高齢者に発症しますが、遺伝子に生まれつき異常があってがんになる場合には、 通常のがん年齢よりも10~20才若く発病すると言われています。
たとえば、大腸、子宮体部、胃、卵巣、膵臓などのがんは60才以上で認められることが多いのですが、 これらのがんが30才~40才代、あるいはそれより若い年齢で発症した場合には遺伝的な原因が関係していることがあります。

2. 家族内にがんが多い

遺伝するがんの多くは優性遺伝という形式で伝わります。 これは、男女の性別に関わりなく、親から子に50%の確率で遺伝子が伝えられるということです。 もしあなたとあなたのご両親や兄弟が同じようながんにかかっている場合は、遺伝的な原因が関係していることがあります。

3. 何回もがんにかかる・いくつも違ったがんができる

一度がんにかかって完全に治ったあとも、同じ臓器の別の場所、あるいは別の臓器に新たにがんができることがあります。 このようながんを多発がんあるいは多重がんと呼びます。 多発がん・多重がんの発生には遺伝的な原因が関係していることがあります。

がん予防・遺伝カウンセリング外来はこのようながんについて相談したり、遺伝子検査によってがんになりやすい原因を調べる外来です。

がん予防・遺伝カウンセリング外来では、あなたとあなたの家族がこれまでどのような病気にかかったかを調べて、遺伝的な原因の可能性を診断します。 もし、遺伝性のがんが疑われる場合には、早く見つけて治療するための方法についてアドバイスします。 がんの種類によっては遺伝子検査であなたと家族が将来がんにかかる危険を予測することができます。

がん予防・遺伝カウンセリング外来はあなたと家族みんなの健康を守る外来です。
もし遺伝性のがんが心配な場合には、下記お問い合わせ先までお気軽にご相談ください。

遺伝性乳がん・卵巣がんの遺伝カウンセリングと遺伝子検査のご案内はこちらをご覧ください。


遺伝相談と遺伝子検査を希望される方へ

がん予防・遺伝カウンセリング外来はすべて 予約制で毎週火曜日午前と水曜日午後に行っています。
がん予防・遺伝カウンセリング外来を受診される場合、通常の初診料、再診料を頂きます。

遺伝相談担当医

菅野康吉(臨床遺伝専門医 研究所がん遺伝子研究室・がん予防研究室技幹)

お問い合わせ先
〒320-0834 栃木県宇都宮市陽南4-9-13
栃木県立がんセンター外来 電話 : 028-658-5151
中央処置室 牧島恵子(師長)、青木幸恵(副師長)(内線3730)
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