形成外科

常勤医師

担当医師名 診療日 専門分野/学会認定等
竹丸 雅志
(たけまる まさし)
竹丸 雅志

●形成外科/リンパ浮腫外来
月曜(午前)・水曜(午前)
●リンパ浮腫検査外来
(完全予約制)第3水曜(午後)
●傷跡外来:第1週水曜(午後)

慶應義塾大学卒 形成外科医師

●日本形成外科学会専門医
(乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師)
●日本マイクロサージャリー学会所属

外来診療のご案内外来診療日程表診療案内

担当疾患

悪性腫瘍切除後の再建
乳がん術後乳房再建
子宮、卵巣、乳癌術後リンパ浮腫
各種難治性潰瘍(VAC療法、Mohsペーストなど)
リンパ浮腫 等々

特長

1.形成外科とは

形成外科は、先天的または後天的に何らかの原因で失われた形態・機能を再建する診療科です。    
悪性腫瘍の治療において、組織の切除を行った結果、部位によっては体の形態や機能に障害をきたし日常生活・社会生活に影響を及ぼす可能性があります。手術を行い、形態、機能を再建することで、生活における質(QOL)を向上させることを目的としております。

2.当院形成外科の特徴

2018年4月からは常勤1名、非常勤2名の体制で診療を行っております。 悪性腫瘍術後の形態の変化や機能障害、四肢の浮腫、傷跡等でお困りのことがありましたらいつでもご相談ください。 当院では特にリンパ浮腫・乳房再建の診療に力を注いでおります。

他院からの受診を希望される際は形成外科外来宛(月・水午前)の紹介状を持参してください。

3.リンパ浮腫

リンパ浮腫とは

体にたまった老廃物を運搬するリンパ管の機能が低下し、四肢を中心にむくみ(浮腫)が生じた状態がリンパ浮腫です。婦人科系の悪性腫瘍や乳がんの手術時にリンパ節が切除され、リンパ管の機能低下が生じて発症します。また、放射線・化学療法も機能低下の原因となります。

  • リンパ浮腫の症状

リンパ浮腫は、術後すぐに生じる場合もあれば、5~10年経過して発症する場合もあります。リンパ浮腫を発症すると浮腫に加えて炎症を起こしやすくなり、生活の質(QOL)が損なわれる原因になります。

リンパ浮腫の診断

病歴や診察所見から診断は可能です。
他の静脈性浮腫等との鑑別を行う場合、当院ではインドシアニングリーン(ICG)を使用したICG蛍光リンパ管造影検査を行っています。
近赤外線カメラでリアルタイムにリンパの流れを可視化できるため、診断に有用であり、また、治療方針の決定や手術を行う際に有用です(リンパ浮腫検査外来:別項を参照)。

 

リンパ浮腫の治療

リンパ浮腫の治療は大きく保存的治療(理学療法)と、外科的治療(手術療法)の二つに分けられます。理学療法には用手的リンパドレナージ(マッサージ)、弾性包帯やストッキングによる圧迫、運動療法などがあります。
当院では希望される方にはリンパ浮腫ケア外来をご紹介し、理学療法を導入しています。
手術はリンパ管静脈吻合術を行っています。リンパ管と静脈内との間にバイパスを作製することでリンパを静脈内へ還流させることが可能となり、リンパ流に変化をもたらすことができます。
手術単独での効果も期待できますが、理学療法との併用がより効果が高まると考えられています。当院では入院局所麻酔下に手術を行っています。

リンパ浮腫検査外来(第3週水午後)

当院では2019年4月からリンパ浮腫検査外来を開設し、インドシアニングリーン(ICG)を使用したICG蛍光リンパ管造影検査を行っています。
近赤外線カメラでリアルタイムにリンパの流れを可視化できるため、リンパ浮腫の診断に有用であり、また、治療方針の決定や手術を行う際に重要です。
完全予約制のため希望される方はまずは形成外科外来を受診してください(月・水午前)。

 

4.乳房再建

乳房再建とは

乳房再建とは、乳癌手術などで失われた乳房を手術で再建するです。
できるだけ左右対称で自然な形の乳房を再建することを目的に治療を行います。

乳房再建の時期

乳房再建の手術時期は一次(乳癌手術と同時に乳房再建)と二次(乳癌手術の一定期間後に乳房再建)にわけられて、
乳房再建の手術回数は一期(1回の手術での乳房再建)と二期(2回の手術での乳房再建)にわけられます。
これらの組み合わせにより、乳房再建の手術時期と手術回数を決定します。
当院では主に一次二期再建・二次一期再建・二次二期再建を行っております。

乳房再建の方法

乳房再建には大きく分けて自家組織で行う方法と、人工物で行う方法があり、 それぞれ利点と欠点があります。

  • 自家組織による再建

背中の組織を用いる広背筋皮弁と、下腹部の組織を用いる腹部皮弁が主に用いられます。

  • 人工物による再建

基本的に二期再建となります。
まず1回目の手術で再建する予定の乳房の皮膚と筋肉の下にエキスパンダーという組織拡張器を挿入します。
退院後、外来で2~3週程度毎に少しずつエキスパンダーに生理食塩水を注入して皮膚を膨らませます。皮膚を膨らませて、6か月程度経過した時点で、2回目の手術でシリコン製の人工物(インプラント)に入れ替えます。

患者さんの状態や希望に応じて再建方法を決定します。
詳しくは担当医にご相談ください(形成外科外来:月・水午前)。

5.傷跡外来(第1週水午後)

当院では2019年4月から傷跡外来を開設しています。
この外来では、
・目立つ傷跡を出来るだけ目立ちにくくするような治療
・巻き爪や潰瘍といった傷に関する相談
・顔面のできもの等傷跡が気になる部位の診療
などを扱っております。
お困りのことがあればいつでも受診してください(第1週水午後)。
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