大腸骨盤外科

常勤医師

担当医師名 診療日 専門分野/学会認定等

藤田 伸
(ふじた しん)

火(午前)

精検外来
月(午前・午後)


セカンドオピニオン外来
木(午後)、土(午前)

慶應義塾大学卒 医学博士
統括診療部長

・日本外科学会専門医・指導医
・日本消化器外科学会専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
・日本がん治療認定医機構がん治療認定医
・ICD制度協議会認定医
・JCOG0212臨床試験研究事務局/研究代表者
・遺伝性大腸癌診療ガイドライン作成委員
・日本医療バランストスコアカード学会認定指導者

小澤 平太
(おざわ へいた)
小澤 平太

水(午前)

セカンドオピニオン外来
土(午前)
北里大学大学院卒 医学博士
大腸骨盤外科科長

・日本外科学会専門医・指導医
・日本消化器外科学会専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
・日本消化器内視鏡学会専門医
・日本大腸肛門病学会専門医・指導医
・日本内視鏡外科学会技術認定医・評議員

平田 玲
(ひらた あきら)

水(午後)
慶應義塾大学卒
大腸骨盤外科医長

・日本外科学会専門医
・日本がん治療認定医機構がん治療認定医
・マンモグラフィ読影認定医

田中 俊道
(たなか としみち)

水(午後)

大腸骨盤外科医師

非常勤医師

担当医師名 診療日 専門分野/学会認定等
固武 健二郎
(こたけ けんじろう)
固武 健二郎

火(午前)
慶應義塾大学卒 医学博士
名誉研究所長  非常勤医師

・日本外科学会専門医・指導医
・日本消化器外科学会専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
・(厚生労働省)臨床 修練指導医
・日本大腸肛門病学会専門医・指導医
・日本がん治療認定医機構暫定教育医

外来診療のご案内外来診療日程表診療案内

担当疾患

悪性疾患

結腸および直腸癌(大腸癌)
肛門(管)癌

小腸癌および虫垂癌
腹膜偽粘液腫
粘膜下腫瘍(GIST、カルチノイド)
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)に併発した大腸癌
骨盤内腫瘍
後腹膜腫瘍

良性疾患

憩室炎
虚血性大腸炎
腸閉塞

特長

1.治療方針決定のためのカンファレンス

当科の治療方針は大腸癌研究会の大腸癌治療ガイドラインを基本原則としており、外科、腫瘍内科、消化器内科、病理診断科など関連各科による合同カンファレンスで治療方針を検討しています。とりわけ再発例や遠隔転移例などの高度進行例、多臓器にまたがる巨大腫瘍などは全科的で臓器横断的な議論のもとに治療方針が決定されます。 術後は病理組織学的所見と照らして、術前画像診断および術中診断を見直すことでより高い診断精度を得るよう努力しています。

2.腹腔鏡下大腸切除術

大腸癌に対する腹腔鏡下大腸切除術は、その拡大視効果により、精緻なリンパ節郭清や神経温存が可能であり、術中出血量、術後在院日数などに関して開腹手術を凌駕していることが各国の前向き臨床試験の結果から明らかとなっています。しかし、開腹手術に比較して難易度が高く、わが国の普及率はいまだ30%程度といわれています。当センターでは1993年から腹腔鏡下手術を導入し、2009年までは結腸早期癌を対象に施行してきました。 2010年からは結腸進行癌および直腸早期癌までを適応とし、2011年からは横行結腸癌や進行直腸癌、肥満症例、開腹手術既往例などのいわゆる高難易度症例にまで適応を拡大しています。現在では、初発大腸癌手術例のおよそ80%に腹腔鏡下手術が行われるようになっています。日本内視鏡外科学会では腹腔鏡下手術の健全な普及と進歩を促すことを目的として、2005年より技術認定医制度をはじめました。この制度は、術者が後進を指導するに足る基準を満たしているかどうかを判定するための「実技試験」であり、合格率20~30%という非常にハードルの高い試験といえます。当センターでは、技術認定医師の指導のもと、高難易度手術に対しても高い水準で安全に手術を行っています。また、すべての腹腔鏡下手術に対してビデオカンファレンスを行うことで、安全性を確認し、手技の向上に努めています。当センターではこれまでに2名の技術認定医を輩出し、現在は他施設で後進の指導にあたっています。

3.下部進行直腸癌に対する術前化学放射線療法

欧米の進行下部直腸癌に対する標準治療は、全直腸間膜を切除する手術に術前化学放射線療法と術後補助化学療法を組み合わせた集学的治療が標準治療とされています。一方、本邦では全直腸間膜を切除に加えて、腸骨動脈系のリンパ節を郭清する側方リンパ節郭清を組み合わせた術式が標準治療とされています。いずれの場合でも10%程度の局所再発が認められること、いったん局所再発をきたすと長期生存の見込みが乏しくなることなどから、下部進行直腸癌治療においてはいかに局所再発を制御するかが重要です。そこで、当センターでは本邦の標準治療に欧米の術前化学放射線療法と術後補助化学療法を組み合わせた集学的治療を2011年より開始いたしました。また、術前化学放射線療法で組織学的に完全奏効が得られるほど生存率が高くなることから、化学療法にはCPT11/S-1を併用したレジメンを用いています。最近では、術前化学放射線療法後の手術を腹腔鏡で行うことによって自律神経を確実に温存し、より低侵襲な手術となるよう工夫しています。

4.自律神経温存側方リンパ節郭清

本邦の下部直腸癌の標準治療である側方リンパ節郭清にともなう骨盤内自律神経の損傷により排尿機能および男性性機能が損なわれる可能性があることが知られており、いかに根治性と機能温存を両立させるかが課題とされています。当センターでは、側方リンパ節郭清が必要な症例に対して、2013年10月から腹腔鏡下で側方リンパ節郭清を施行し、より精緻なリンパ節郭清と自律神経の温存に努めています。

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